仙台藩一門 亘理伊達家が当地へ移住した際に、当主・伊達邦成の邸宅として拠点になった場所です。土塁に囲まれた庭園内には、移住以降に植樹された樹木があり、当時の風情を色濃く残しています。春は桜、秋には美しい紅葉の名所として親しまれているほか、野草園や東屋なども整備されており、散策スポットとしても人気です。
伊達市街地の中心部に位置する「総合公園だて歴史の杜」内に位置し、園内には旧三戸部家住宅や迎賓館など、国指定・市指定の重要文化財も点在しています。
旧伊達邸庭園は周囲を土塁と川で囲まれています。また、門から邸宅までの道はクランク状に折れ曲がっているなど、武家の当主が住む「城郭」のような造りが見られます。旧伊達邸庭園の土塁は明治4年前後に築かれたと考えられることから、日本国内最後の城郭的施設であると言えます。
所在地 | 〒052-0022 北海道伊達市梅本町61番地2 |
駐車場 | 道の駅「だて歴史の杜」駐車場をご利用ください。 大型:7台 普通車:166(障がい者等用5台) |
お問い合わせ | 伊達市教育委員会生涯学習課文化財係 0142-82-3299 |
関連情報 | 伊達市噴火湾文化研究所 |
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