亘理伊達家当主・伊達邦成が男爵に叙せられたことを祝い、家臣らによって明治25年(1892年)に建てられた建物です。当時は視察に訪れる政府高官らを迎える場としても使われました。伊達市有形文化財に指定され、現在は外観のみ見学できます。
玄関を入ってすぐ左の部屋は洋室で、シンプルながら当時としては斬新な内装が施され、政府高官の滞在や宿泊にも利用されました。その他の部屋はすべて和室ですが、天井が高く、旧来の日本家屋にはない広々とした印象を与えます。
また、2階廊下部分には窓が設けられ、テラスのような造りとなっています。西洋文化の影響を受けつつも、細部には日本の伝統建築が息づいており、明治時代の和風建築として当時の面影を今に伝える建物となっています。
所在地 | 〒052-0022 北海道伊達市梅本町61番地2 (旧伊達邸庭園内) |
営業時間 | 外観のみ、自由に見学することができます。 ※施設内の一般公開はありません |
駐車場 | 道の駅「だて歴史の杜」駐車場をご利用ください。 大型:7台 普通車:166(障がい者等用5台) |
お問い合わせ | 教育委員会生涯学習課文化財係 0142-82-3299 |
関連情報 | 伊達市ホームページ |
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